
トヨタ自動車株式会社の物流子会社として、トヨタグループ内の調達物流を担う物流企業へと成長しました。
そんなアイリクの強みをご紹介します。
私たちアイリクは1942年に創業し、物流会社のなかでも老舗として全国の企業さまの物流パートナーとして歩んできました。
“トヨタ自動車の子会社としてのDNA”と、“正しい時間に、正しい状態で、正確に運ぶ力”が合わさって、今日の“ルールを徹底的に守るアイリク品質”につながっています。
どんな遠方でも、お客さまからの荷物を迅速にお届けするのが私たちアイリクの使命です。
高速道路ができる前の昭和30年代前半、それまで翌々日が常識だった「東京~大阪間」で翌日配送を実施しました。
そして今日、より遠方のお客さまの荷物を「迅速かつ安全・確実」にお届けするために、全国の高速道路上に乗り継ぎ拠点を配置。
この拠点で逆方向に向かうドライバーがお互いのトラックを乗り換えることで、高速・安全な物流と同時に、ドライバーが無理なく・無駄なく働ける環境づくりを実現しました。
アイリクの逸話のひとつに、こんな話があります。
ある航空会社のお客さまから「○時までに荷物を東京まで運んでほしい」と依頼されたのですが、時速100kmのスピードを出さなければ到着しない計算に。当時の法令では、トラックは80kmしか出せません。大きな取引のため苦渋の決断でしたが、「安全を守る」ことを最優先にその取引はお断りしたのです。
当時はお客さまからも驚かれ、従業員からも不安の声があがりました。
しかし「法令を遵守する」というアイリクの精神を貫き、その行動は全社員の指針となりました。
その半年後、お断りしたお客さまから「それほど安全品質を考えるアイリクさんだからこそ仕事を任せたい」と全ての取引を戻していただくことができました。“アイリク品質”が物流業界でも定評があるのは、そんな歴史があるのです。
2023年6月6日、名古屋税関長よりAEO制度における「特定保税運送者」として東海地区初の承認を受けました。
2001年9月の米国同時多発テロをきっかけに制度化されました。
税関と民間企業のパートナーシップを通じ、「貨物のセキュリティ確保」と「物流の効率化」の両立を図るための国際標準に則った制度です。
外国貨物の保税地域間で輸送する際には、税関に対象となる貨物ごとに保税運送の申告を行い、承認を受ける必要があります。しかし特定保税運送者制度を利用すれば、個別の保税運送承認が不要となるため、手続きが免除され、事務負担の軽減がはかれます。
※NACCS(輸出入・公安関連情報処理システム)利用の保税地域間に限ります。
AEO通関業者さまが輸出申告を行う場合、保税地域へ持ち込まなくても輸出申告が行えるため、荷主さまの輸出リードタイムの短縮が可能になります。
※AEO運送者とAEO通関業者との連絡体制の整備が必要です。
AEO承認事業者として、保税運送業務をはじめとする国際物流のセキュリティ管理とコンプライアンス体制の一層の向上に努め、
お客さまのニーズに対応してまいります。
フルトレーラーはダブル連結トラックとも呼ばれ、1人で大型トラック2台分の荷物を運ぶことができます。
連結全長最大の25mフルトレーラーをNEXT Logistics Japan株式会社さまのシェアリングパートナーとして運行しています。
大型トラックより13m長いため、走行時の安全確認のポイントが多かったり、バックするにもドリー式のためなかなか思うようにいかず、とても気を遣うのが正直なところです。
ただ、まだまだ世間では少ない車両に乗る機会をもらえたこと、またその車両を操れるようになったことで自分の自信につながりました。
最初はフルトレのような大きな車両を操るのは無理と思うかもしれませんが、経験を積めば思うように運転出来るようになります。ぜひチャレンジしてみてください!
通行可能道路を順次拡大中!
フルトレは、道路を走行するために通行許可の申請が必要です。
長距離走行ルートを拡充し、カーボンニュートラルの実現に向けて取り組んでまいります。
※2024年6月現在