アイリク社員の1日
積めば積むほど、夢中になる!?
アイリクに入社してからずっと、トヨタ自動車さんに納入する自動車部品の物流を担当しています。最初に配属されたのは田原営業所。ここはトヨタ自動車さんの工場に隣接した当社の支店で、倉庫管理や加工も含めて、トヨタ生産方式をベースとする物流の仕組みをみっちりと勉強しました。次に現在の豊田物流センターに異動し、トヨタ自動車さんと部品メーカーさんとの間を結ぶトラック便のダイヤ（運行表）の作成を担当しています。
この仕事をしていると、物流はリアルなパズルゲームだと思うようになりました。１カ月あたり何個の部品を運ぶかは最初に計画で決められています。またトラック１台の荷台の広さも決まっています。ということは、私が１台のトラックにより多くの部品を載せるダイヤを組めば、より高利益が見込めるということ。うまく積めば積むほど高得点がもらえるリアル“テ○リス”です。
でもゲームと違うのは、部品には無数のサイズと形状があり、行き先もバラバラだということ。他にも荷物の積み下ろし時の効率や、荷物や建物を傷つけない工夫など、実にさまざまな条件に配慮が必要になります。
「この運行表でやりたい」と提案したことは、基本的に社内でNoと言われることはありません。こうして私が組んだダイヤに沿ってリアルなトラックが愛知県内を走り回り、自動車部品が流通することで、自動車が完成していくんです。そう考えると、自分も自動車づくりを支える一員だという実感がわいてきます。だから、実はパズルゲームよりもはるかに面白く、手応えのある仕事です。
アイリクのここが好き
物流は気象条件や交通事故などの予期せぬ要因に左右されやすく、いくらしっかりダイヤを組んでも、なかなかその通りに進むことはありません。だからこそ、台風が接近している日などは、みんなが天気図を見ながら緊急時に備えて準備を進めます。そんな、全員で一つのチームになってピンチに立ち向かおうとする雰囲気が好きです。
私の学生時代
学生時代に新聞配達のアルバイトをしていた時、毎日、どんな状況でも「モノを届ける」という仕事がどれだけすごいことかに気づきました。そこで愛知県の物流会社を中心に就活を行い、家賃補助などの福利厚生が良かったアイリクへ。実はアイリクがトヨタグループの物流会社だということは、入ってから知ったくらいです（笑）。
